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福岡のアートに触れる美術館特集

福岡は、歴史と現代が共存する活気あふれる都市であり、その豊かな文化背景を反映する美術館が数多く存在します。今回は、福岡市でアートに触れたい方におすすめの美術館を3つご紹介します。

それぞれの美術館は、異なるテーマや展示を通じて、福岡の芸術シーンを深く体感できる場所です。

 

1. 福岡市美術館

福岡市美術館は、福岡市の中央に位置する大濠公園内にある美術館で、1979年に開館しました。美術館は、国内外のさまざまな時代の美術作品を展示しており、古代エジプトの工芸品から現代アートまで、幅広いジャンルの作品を鑑賞することができます。

特に注目すべきは、東洋美術のコレクションと、福岡出身の著名な画家・藤田嗣治(つぐはる)の作品群です。また、アジアの現代美術の展示にも力を入れており、日本のみならず、アジア全体の芸術動向を感じられる場となっています。大濠公園の美しい景観を楽しみながら、アート鑑賞ができる点も魅力の一つです。

住所:福岡市中央区大濠公園1-6
電話:092-714-6051
作品: 約14,000点収蔵
WEB:https://www.fukuoka-art-museum.jp/

見どころ

  • 藤田嗣治をはじめとする福岡ゆかりのアーティストの作品
  • 古代エジプトや東洋美術の貴重なコレクション
  • アジア現代美術の展示
  • 隣接する大濠公園や日本庭園など周辺環境が充実

2. 福岡県立美術館

福岡県立美術館は、福岡市の中心部に位置する天神地区にあります。1973年に開館し、福岡県にゆかりのある芸術家の作品を中心に展示しています。この美術館は、特に九州の芸術家や福岡出身の画家たちの作品を数多く所蔵しており、地域の芸術文化に触れる絶好の機会を提供します。

常設展では、福岡県出身の洋画家・青木繁の代表作「海の幸」など、地域に密着した芸術作品が展示されており、地域文化と芸術のつながりを感じることができます。また、特別展や企画展も定期的に開催され、さまざまなテーマでアートを楽しむことができます。

住所:福岡市中央区天神5-2-1
電話:092-715-3551
作品: 約10,000点収蔵
WEB:https://fukuoka-kenbi.jp/

見どころ

  • 福岡県出身の画家・青木繁や黒田清輝などの作品
  • 九州・福岡ゆかりの芸術家による作品展示
  • 地元の文化と芸術を反映した特別展
  • 須崎公園に隣接

3. 福岡アジア美術館

福岡アジア美術館は、世界で唯一、アジア現代美術を専門とする美術館として知られています。1999年に開館したこの美術館は、アジアの現代美術をテーマにした作品を中心に、さまざまな国や地域からのアートを展示しています。

福岡アジア美術館は、アジア各国の多様な文化背景や社会的テーマを反映したアート作品を通じて、訪れる人々に新しい視点を提供します。また、アーティスト・イン・レジデンス制度を導入しており、アジア各地から招待されたアーティストが福岡で制作活動を行い、その成果を展示することもあります。これにより、アートを通じてアジア全体の文化や社会に対する理解を深めることができます。

住所:福岡市博多区下川端町3-1 博多リバレイン 7・8F
電話:092-715-3551
作品: 約5,000点収蔵
WEB:https://faam.city.fukuoka.lg.jp/

見どころ

  • アジア各国の現代美術作品の展示
  • アーティスト・イン・レジデンス制度による創作展示
  • 国際的なアートイベントやワークショップ
  • 周辺に博多座、中洲、川端商店街

 

福岡をはじめ、九州の美術館展覧会情報や、アートに関連した情報を発信するWEBサイトがあります。こちらをチェックしておくと、福岡滞在時に開催されている企画展を見つけやすいです。 

ARTNE
https://artne.jp/

福岡には、アートを深く楽しむことができる美術館が多くあります。それぞれの美術館で展示される作品やテーマは異なり、福岡の文化的な多様性を感じることができます。アートファンにとって、福岡の美術館巡りは見逃せない体験です。ぜひ、福岡の美術館を訪れ、豊かな芸術世界に触れてみてください。

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