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博多どんたくとは?|起源から見どころまで徹底解説
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博多どんたくとは?|起源から見どころまで徹底解説

毎年ゴールデンウィークに福岡市で開催される「博多どんたく港まつり」。その来場者数は200万人を超えるとも言われ、日本三大祭りに数えられることもある一大イベントです。 この記事では「博多どんたく」のルーツとなる歴史や文化的背景、実際に行われるイベントや見どころ、初めてでも安心の楽しみ方・アクセス情報を詳しくご紹介します。

博多どんたくとは?

博多どんたくは 市民が主役の“祝祭”です

「博多どんたく港まつり」は、福岡市民が主役となってつくる市民参加型の大規模な祭りです。 例年5月3日・4日に開催され、パレードやステージパフォーマンス、花自動車など多彩な催しが福岡の街中を彩ります。

項目 内容
主催 福岡市民の祭り振興会
会場 福岡市中心部(天神〜博多駅〜ベイエリア)
来場者数 例年200万人以上
参加団体 市民グループ、企業、学校、行政、福岡近郊の自治体など

単なる観光イベントにとどまらず、老若男女が参加し地域の魅力を表現する「地域密着型の祝祭」として、福岡市民に深く根付いています。

起源と歴史

約830年の伝統「博多松囃子」がルーツです。

起源:鎌倉時代に始まった 博多松囃子(まつばやし)

起源は1189年(文治5年)、平家滅亡を祝ったとされる祝賀行列。 商人たちが三福神(恵比須、大黒天、福禄寿)に扮し、新年の町を練り歩いたのが最初。 この「松囃子」は、後に博多の正月行事として定着し、地域の精神文化となりました。

近代の変遷

時代 内容
江戸時代 福岡藩により祭りが統制されるも、松囃子は継続
明治政府 1872年に「松囃子」を禁止。代わりに“休日の娯楽”として「どんたく」が復活
昭和21年 戦後、1946年に「博多どんたく港まつり」として公式スタート
現代 パレード、ステージ、花自動車など多彩な内容に発展

 

なお「どんたく」はオランダ語由来で、「zondag(ゾンターク)」=日曜日・休日という意味のオランダ語が語源とされています。 オランダ貿易が盛んだった長崎との文化交流が福岡にも伝わった形です。

イベント詳細

博多どんたくで何をやっているの?

1.明治通りどんたく広場パレード

福岡の中心街「明治通り」が2kmにわたって歩行者天国に。地元の中学生、高校生、企業、サークル、市外からの参加団体まで多彩なダンス、吹奏楽、伝統芸能、ゆるキャラなどが続々登場します。


注目ポイント:出演団体によって演出がまったく違うため、1日いても飽きません

2.花自動車(夜間開催)

地元のバス会社が提供する装飾車両で、LEDと造花で彩られた幻想的なビジュアル。 夜の福岡市内を走行し、沿道から写真を撮る人多数。 毎年テーマが変わり、アニメやキャラクターを用いた車両も登場します。

3.特設ステージ(市内各地)

ステージ名 場所 内容
博多駅本舞台 博多口前 オープニングセレモニー、企業PRなど
天神福岡市役所前ふれあい広場 天神中央 市民グループの演奏やトークショー
港本舞台 博多ふ頭 港湾イベント、伝統芸能の披露など

 

子どもたちによるキッズダンスや、福岡出身アーティストのライブも行われます。

4.総おどり(5月4日夜)

誰でも参加できる「飛び入りOK」のフィナーレ。会場はパレードのあった明治通りや各ステージ周辺、博多手一本のリズムに合わせ、踊りで祭りを締めくくります。

はじめての博多どんたくの楽しみ方

家族連れ・カップル向け

花自動車は夜デートにもおすすめ。天神・博多駅前で待機を。
子ども向けワークショップや、観光PRブースもあり。

写真・SNS向け

フォトスポット:天神中央公園、博多駅前、福岡城跡 ハッシュタグ:「#博多どんたく」「#福岡GW」「#花自動車」

ご当地グルメも充実

屋台では博多ラーメン、焼き鳥、明太子グルメも楽しめます。観光とグルメを同時に満喫できるのがどんたくの魅力。

アクセス・交通規制

アクセス方法

電車 :JR博多駅から明治通りまで徒歩15分
電車 :西鉄福岡天神駅明治通りまで徒歩10分
地下鉄:空港線「天神駅」「中洲川端駅」下車
バス :西鉄バス多数運行(ただし渋滞注意)

交通規制(例年)

明治通りの呉服町〜天神交差点付近で車両通行止め(9:00〜19:00頃)
自転車やバイクも進入不可の時間帯あり。

宿泊の注意点

市内ホテルは1ヶ月以上前の予約を推奨します。 博多・天神・中洲周辺が便利ですが、取りにくい場合は、少し離れた大濠・姪浜エリアも検討。

Q&A|よくある質問

Q:雨天でも開催される?
A:原則として「雨天決行」です。ただし一部パレードや屋外イベントは中止・縮小の可能性あり。


Q:どんたくの参加は有料?
A:観覧も参加も基本無料。ただし事前申し込みが必要な団体パフォーマンスあり。


Q:観光ついでに立ち寄れるスポットは?
A:
・キャナルシティ博多(大型商業施設)
・櫛田神社(博多祇園山笠の拠点)
・福岡アジア美術館
・大濠公園・福岡城跡

まとめ

博多どんたくは“市民のエネルギー”そのもの

博多どんたくは、単なる観光イベントではありません。市民ひとり一人が主役になれる、エネルギーと誇りに満ちた祝祭空間です。

福岡を訪れるなら、ぜひこの時期に合わせて訪れてみてください。誰でも笑顔になれる、そんな体験があなたを待っています!

関連リンク・参考情報

公式サイト:博多どんたく港まつり

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