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【九州】七県別、静寂の中で巡る 美しい紅葉の名所七選
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【九州】七県別、静寂の中で巡る 美しい紅葉の名所七選

深まる秋、日本の南に位置する九州では、歴史ある城跡から雄大な渓谷まで、場所ごとに異なる色彩の美しさを放ちます。今回は、九州七県から紅葉の名所を厳選し、皆様の静かな秋の旅を彩るガイドとしてお届けします。

1. 福岡県:秋月城跡(あきづきじょうあと)

歴史が彩る「筑前の小京都」の秋

「筑前の小京都」と呼ばれる朝倉市の秋月。その中心にある秋月城跡は、例年11月下旬になると、歴史的な石垣や趣のある黒門周辺が燃えるような紅葉に包まれます。特に、静かな城下町の雰囲気に溶け込むモミジの赤は、ただ美しいだけでなく、深遠な歴史の趣を感じさせます。

2. 佐賀県:御船山楽園(みふねやまらくえん)

水面に映る幻想的な「逆さ紅葉」

武雄市のシンボルである御船山の断崖を背景に広がる広大な庭園です。池泉回遊式庭園の池に映り込むモミジの「逆さ紅葉」は、まるで幻想的な絵画のよう。期間限定のライトアップでは、昼間とは異なる、息をのむほどドラマチックな夜の美しさを堪能できます。

3. 長崎県:雲仙(仁田峠・うんぜん にたとうげ)

標高1,000m超から見下ろす錦の絨毯

標高1,080mに位置する仁田峠は、普賢岳の山肌全体が紅葉する雄大な景観が魅力です。ロープウェイに乗って空中から見下ろす紅葉は、まさに錦の絨毯を敷き詰めたよう。眼下に広がるその色彩のコントラストは、九州を代表する山岳紅葉の絶景です。

4. 熊本県:菊池渓谷(きくちけいこく)

清流と紅葉が織りなす癒やしの空間

「森林浴の森100選」にも選ばれる菊池渓谷は、エメラルドグリーンに輝く清流と、赤や黄色に色づいた木々が見事なコントラストを描きます。特に秋は、透き通った水の流れと静寂な森の美しさが調和し、訪れる人々に深い癒やしを与えてくれます。

5. 鹿児島県:垂水千本イチョウ園(たるみずせんぼんイチョウえん)

黄金色に輝く圧倒的なスケール

モミジとは一味違う、黄金色の世界が広がる私有のイチョウ園です。約1,200本のイチョウが一斉に色づく様子は圧巻の一言。畑の傾斜地に広がるその光景は、太陽の光を浴びて燦然と輝き、明るく華やかな秋の美しさを提供します。

6. 大分県:九酔渓(きゅうすいけい)

迫力ある断崖絶壁のV字渓谷美

九重連山の麓に広がる九酔渓は、約2kmにわたって断崖絶壁が続くダイナミックな渓谷です。眼下に見下ろす紅葉は、V字型の深い谷を鮮やかな色彩で埋め尽くし、訪れる人々に自然の造形の迫力と美しさを強く印象づけます。

7. 宮崎県:高千穂峡(たかちほきょう)

神話の地に宿る神秘的な秋の色彩

国の天然記念物にも指定されている高千穂峡は、柱状節理の断崖と真名井の滝、そしてモミジの紅葉が一体となった神秘的な景観です。神話の里の静けさの中で、深いエメラルドグリーンの水面と燃えるような赤が交錯し、他にはない荘厳な美しさを醸し出します。


それぞれの名所が持つ歴史や自然の力を感じながら、九州の秋を深く味わってみてはいかがでしょうか。訪問の際は、例年の紅葉の見頃(多くは11月上旬から12月上旬)を事前にご確認いただくことをお勧めします。

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